むかつく〇〇人

帰りの車中、隣に無言で座ってきた若い女
電車が地下から出た瞬間、携帯を取り出した。
様子を伺うと、その女、男の電話に電話をかけようとしているではないか!
そのまま電話で話し始める女。言語は日本語ではないが声調に耳馴染みがあった。
…She spoke Chinese.
車内に響く、車掌の声。
「車内での携帯電話のご使用についてお願いいたします。車内では、マナーモードに設定のうえ、通話はご遠慮ください…」
それでも女は通話を止めない*1
そのまま列車は走る。
やがて、駅について私は降りる。最後に一言だけしっかりこう言ってやった。
「姉さん、携帯止めろ。うるさいんじゃ!*2

そして、一時的に「外人」を差別する日本人の気持ちが理解できた。
彼らは日本語が出来ないという理由だけで差別されているのではない。マナーがわからない、もしくは知ろうとしないから差別されてしまうのではないか。
確かに広い心で彼らを受け入れる必要はある。あまりにも器が小さすぎて外国人を差別する日本人も問題だが、日本のマナーを大切にしない外国人たちにも努力義務は存在すると考えてよいのではないか。

郷に入りては郷に従え、"In Rome, do as the Romans do."。あれだけ、海外旅行に出掛ける日本人たちが唱えていると言うのに。

*1:いやそもそも中国人に日本語通じるわけないよね。自動放送なら英語もついでに流れるけど、英語出来るのかどうかさえ定かじゃないよな。

*2:日本語でなら口喧嘩出来るので喧嘩腰。