アナウンサーの品格

ここ数日、アナウンスの心構えみたいなものを習っているのだけれども、改めてこう思った。


「日本語の意味、しゃべり方に堪能でないと、プロになれないな」


基本的なことだが、
アナウンサーは基本的に声だけしか原稿を伝えるすべがない。
従って、聞きやすい声、読み方はもちろんのこと、声色、大小、高低、みんな使いこなさなければならない。
また、重要なのが、
「原稿の都合に合わせて読む」
なのである。
感情、文の切れ間、全部を原稿に合わせるのである。
出来ないなら辞書なり、日々の読書などで養うしかない。

これら基本の全てに細心の注意を払っているのはNHKのアナウンサーだけなのかも知れない。
時々聞いていて
「ここおかしいな」
とか
「ここすんなり伝わってこないな」
と感じるのは圧倒的に民放の方が多い。


もちろん、NHKのアナウンサーだって間違えてることもある。
だが、間違えたアナウンサーが、1時間後の次のニュースに出てこなくなることもあるということは、多分、罰則があるんだろうな。


やっぱり、いくら民放のアナウンサーになりたいと思っても、理想は常にNHKのアナウンサーであるべきなのだろう。


とにかく向こう2年は、NHKメインの生活を送ろう。
ワンセグという強力な友人もついたことだし、部屋で見よう。





アナウンサーの品格って本がもしあれば一度見てみたい。