ブログ書きながら生物Iの知識総整理

やっていきますか!
センター生物!

1:細胞関係
a:小器官
「核」:原核生物以外にある。間違っても大腸菌にあるとか言ったら駄目。核膜に包まれており、中には酵素のある核小体、染色体が存在している。体細胞分裂前期、減数第一分裂前期に消滅。体細胞分裂終期、減数第二分裂終期に生成。
葉緑体」:ラン藻類、ミドリムシボルボックス、植物に存在。こちらも二重膜を形成している。但し、内部にも袋状の構造があり、ここに色素体、クロロフィルが含まれている。光合成の場。
ミトコンドリア」:好気呼吸、すなわち有機物の分解、エネルギー形成に関係。二重の膜構造をしていて、内側の膜はひだ状になって内側に食い込んでいる(クリステ)。独自DNAを持ち、母親由来。原核生物にはない。マーギュリスの共生説は有名。
「ゴルジ体」:真核生物に存在。袋状の物体で、分泌に関係する。
リボソーム」:mRNA→たんぱく質への翻訳の場。
「細胞膜」:選択的透過性をもつ、半透膜。選択的透過性の例は、Naポンプ。Naを細胞外に排出し、Kを細胞内に取り込む。細胞のある生物なら全て持つ。
細胞壁」:植物細胞が持つ。セルロースが主成分であり、堅固な構成物。これがあるため植物細胞は蒸留水に付けても破裂しない。

b:細胞分画法
破砕機で細胞を破壊した後、遠心分離を行うと、重たいものが徐々に沈んでいく。沈む順番は以下の通り。
「核」→「葉緑体」→「ミトコンドリア」→「その他」